2019年11月15日(金)
敷布団の収納方法
敷布団の収納方法
皆さんは来客用などで日頃使わない敷布団をどうやって収納していますか。
敷布団の収納には結構場所を取りますし、また、使っていない間のダニやカビもとっても心配です。
また、収納スペースには限りがありますので、少しでも効率よく収納したい!!とお思いの方も多いのではないでしょうか。
押し入れやクローゼットがないからどうやって収納したらよいのか分からず悩んでいる方もいらっしゃるのでは・・・。
そんな悩みを解消すべく、使っていない敷布団の収納方法や収納する時に気を付ける点などについてまとめてみました。
収納する前準備~布団を干す~
敷布団は収納する前に必ず干してしっかり乾かしましょう。
湿気を含んだまま収納すると、ダニやカビの原因となります。
では、敷布団を干すのに適した時間帯はいったい何時位なのでしょうか。
敷布団を干すのに良い時間帯、また干す時に気を付ける事は以下の通りです。
1.布団を干す時間帯
- 【春・秋】・・・・10~14時頃
- 【夏】・・・・・・10~12時頃
- 【冬】・・・・・・10~13時頃
布団は大変湿気を吸いやすいので湿気の多い早朝や夕方に干すとしっかり
乾かす事が出来ません。
また、夏場の日差しは大変強いので長時間干す事は布団の色褪せや生地を
傷める原因にもなります。
季節に合ったベストな時間帯を利用して1~2時間程度の短時間でしっかり
干しましょう。
2.布団を干す時に気を付ける事
- ・直射日光を直接浴びると布団が日やけしたり色褪せするので、シーツやカバーは付けたまま干す
- ・必ず裏表両面干す
- ・布団を取り入れる時には布団は叩かない様にする
(布団たたきで布団をたたくと布団の中綿を傷めますので、布団たたきを横に滑らせる程度で表面のホコリを払います。) - ・取り入れた後は布団に掃除機をかけたり、コロコロをかけて布団表面のダニやほこりをしっかり取る
布団が干せない時は、布団乾燥機を使って乾燥させましょう。
また、お日様の下で干した布団、布団乾燥機を使った布団、どちらも粗熱を取ってから収納するようにしましょう。
収納する前準備~収納場所の準備~
押し入れやクローゼット等に収納する場合は、すのこ等を床や壁側に置いて風通しをよくしておきます。
こうする事で敷布団が床や壁に直接ふれず、風通しがよくなることで湿気がこもりにくくなります。
すのこを使う以外にも以下の様に色々な方法があります。
1.除湿シートを使う
すのこ等がない場合は除湿シートを敷いてみてはいかがでしょうか。
今、当店で取り扱っている【西川の除湿シート からっと寝】は大変人気のある商品です。
このからっと寝は、敷布団やマットレスの下に敷いて使うものですが、押し入れの下等に敷いて使うこともできます。
ただ敷くだけで湿気をぐんぐん吸収してくれ、除湿効果が大変高いので、ダニやカビの発生を抑え、しかもイヤな臭いの原因となるアンモニア臭・トリメチルアミン臭も除去してくれます。
からっと寝自体の重さはシングルサイズで約1.9kgと大変軽く、女性でも楽に持ち運び可能!!
また、付属の吸湿センサーをからっと寝の本体に差し込んでおくと、センサーの色がブルーからピンクに変わるのでこの時が干すタイミング!!!
しかも繰り返し使えるので大変経済的ともいえます。
こういったものを使ってみるのも手軽で良いかもしれません。
また、除湿シートには可愛い柄入りのものも色々販売されていますので、目立たない部分ではありますが、こだわった商品を使ってみるものいいかもしれません。
2.除湿剤を置く
湿度が高い季節はいくら風通しをよくしていてもどうしても湿気がたまってしまうものです。
市販の除湿剤をおいて水が溜まったら取り替えるのも湿気をためないよい方法だといえます。
また、今は加湿器を使う方も多いのではないでしょうか。敷布団を収納した部屋で加湿器を使っていると冬場でも湿度が上がります。
一般的に湿度が上がると言われる梅雨時と夏場以外の季節でも湿気に気を付ける必要があると言えますね。
3.新聞紙を置く
お金をかけたくない!!という方におススメの裏技が古新聞を活用する方法です。
古新聞を数枚重ねて布団と壁の間に差し込むことで除湿効果があります。
但し、こまめに新聞を交換する必要があるので、まめな方におススメな方法といえますね。
色々な収納用品を活用しよう
現在、多くの方が市販の収納用品をつかって敷布団を収納しているかと思います。
ニトリやコストコ、ダイソー等で便利な収納用品を目にする事も多いのでは・・・。
出来るだけ簡単に収納したいものではありますが、どんな収納用品が販売されているのでしょうか。
1.布団圧縮袋
押し入れやクローゼットなどに収納する場合、一般的な収納用品といえば布団圧縮袋ではないでしょうか。
サイズも大変豊富なので、必要なサイズを購入できるので大変便利でお手軽です。
布団を圧縮袋に入れ閉じた後、袋の吸い出し口から掃除機などで袋の中の空気を吸い出す事で、敷布団を簡単に圧縮する事が出来ます。
圧縮する事で大変薄くなりますので、重ねるだけではなく立てて収納したり高いところにしまう事も出来ます。
ただ、少しでも小さくした方がたくさん収納できるのでは・・との思いからカチコチになるまで圧縮したくなりますが、圧縮しすぎると布団の繊維をつぶしてしまうので、収納前の約3分の1程度の大きさまでで圧縮するのをやめましょう。
また、たたんで収納しているうちに膨らんでこない様に、ファスナーなどはしっかりととじる様心掛けましょう。
2.収納袋・収納ケース
収納スペースに余裕があるようでしたら、圧縮しない普通の収納袋や収納ケースを使って収納するのも良いですね。
雑貨屋さん等で円柱型やおしゃれな柄の収納ケースや袋を販売しているのを目にしたこともあります。
お好みのおしゃれなものを購入したら収納作業も楽しくなるかもしれませんね。
3.寝具収納カバー
布団をくるりとくるんで使うシンプルな寝具収納カバーもあります。
くるりとくるむだけなので、圧縮袋よりは手軽に収納できます。
湿気が溜まるとセンサーで知らせてくれるものもあり大変便利です。
4.ラック
押し入れやクローゼットのサイズに合ったラックを購入して、押し入れを分けて使えば限られたスペースをうまく使い、より多くの敷布団を効率よく収納する事が出来ます。
また、押し入れやクローゼットの中にも空間が生まれるので、湿気もこもりにくくなります。
見た目もすっきりするので、一目で何をどこに収納したかわかる事は大変良いですよね。
この様に色々な収納用品がありますので、収納場所や収納方法に合ったものを選ぶと良いですね。
尚、押し入れやクローゼットなどの収納スペースに沢山収納すると、どうしても湿気がこもってしまいますので、約8割程度の収納になるように気を付けましょう。
また、長期にわたって収納しておく場合は、時々袋から布団を出し、再度干してからしまいなおすようにしましょう。
押し入れやクローゼットはどうしても湿気が溜まりやすい場所といえます。
お天気の良い日は窓だけではなく押し入れやクローゼットも一緒に開けて、空気の入れ替えを行って換気してあげる事も大切な事です。
押し入れは片方の扉だけではなく、両方の扉を開けて効率よく空気の入れ替えを行いましょう。
また、窓を開けての換気が難しい場合は、扇風機などを使い空気循環を行うようにしましょう。
梅雨などのジメジメする時期は、除湿機を使うと部屋や押し入れ、クローゼットのジメジメ感もなくなるので除湿機を使うのも良い方法です。
収納場所がない時は
我が家には押し入れやクローゼットがない!!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方は、掛け布団と敷布団と畳んで部屋の隅でまとめ、マルチカバー等の大きな布をかけて、ソファー代わりに使ってみてはいかがでしょうか。
これだと簡単に布団を収納できますし、ちょっと横になるのにも使えて大変便利です。
おしゃれなカバーをかける事で素敵なインテリアに早変わり。
お部屋のイメージも変わって新鮮な気分になれる事でしょう。
マルチカバーを使って収納してみようかな・・・とお考えの方は当店の【リバーシブル無地カラー・マルチカバー】などはいかがでしょうか。
無地の為どんなお部屋にもあわせやすく、しかもカラー展開も14色と豊富。
大変人気のある商品となっております。
また、リバーシブルなので、裏返してお使いいただくことで、お部屋の雰囲気も変わり気分もリフレッシュ!!
綿100%で肌触りも大変良い為、小さいお子様やアレルギー体質の方にも大変適した商品となっております。
また、安心の日本製で色々なサイズの商品をご準備しておりますので、興味のある方はぜひ一度ご覧頂けたらと思います。
まとめ
布団の収納は、場所もいりますし、なにより収納している布団のカビやダニが大変気になります。
沢山売られている収納グッズから、布団の大きさや使用頻度を考えつつ、便利なものを使ったり、また、収納する場所や環境を検討する事も大変重要だと言えますね。
どんなに便利な収納グッズを使って収納したとしても、長い期間収納したままにしておくことは布団の為にもあまりよくありませんので、定期的に布団を干したり、押し入れなどの空気の入れ替えをする必要もあります。
ほとんど使わないのならば思い切って処分してしまうのも良いかもしれません。
今は手軽に色々なものを買うことが出来る大変便利な時代ではありますが、本当に必要なものだけを持つように心掛けていきたいものですね。
尚、布団の処分方法は自治体によって異なるので、必ず調べてから行うようにして下さい。
今は色々便利な収納グッズが販売されていますので、気軽に試しつつ上手に活用していきたいですね。